発売から14年を経て映画化され大ヒット!!NHKでは三度も放映され、改めて多くの人の心を揺さぶる感動作──陽信孝著『八重子のハミング』にご注目を!!

 

 本書が原作となった映画『八重子のハミング』が、作品の舞台である山口県での先行ロードショーが始まったのは10月末。萩市、下関市、周南市、宇部市、防府市の映画館では異例のヒットとなり、興行3週目でミニシアター部門5位にランクイン(興行通信社調べ)。各館で上映延長が続き、2017年5月からの全国公開に向けて期待が高まっている。

▲山口県萩市が舞台。美しい町並みも必見だ

 さて、この作品、単行本が刊行されたのが、14年前の2002年4月、文庫化されたのが05年6月で、累計発行部数は約8万部。その感動ストーリーを紹介すると──

 5度のがん手術から生還した著者の陽(みなみ)信孝さん。自らに迫り来る死の影に怯むことなく、若年性アルツハイマーの妻・八重子さん(02年12月死去・享年65)を12年間、約4000日にわたって介護を続けた、夫婦の純愛と家族の愛情を描いた感動作。妻を、家族を温かく見つめて詠んだ80首の短歌も紹介され、「現代の『智恵子抄』」とも評されている。

       

▲主人公・信孝さん役は升毅さん、八重子さん役は高橋洋子さん。二人の壮絶な演技に圧倒される

 この感動的な老老介護に注目したのが映画監督の佐々部清さん。大ヒット作の映画『半落ち』『ツレがうつになりまして。』などを手がけ、本作は7年の構想を経て映画化されたのだが、これにNHKが大注目。

●NHK山口放送局「YAMAGUTIC」11月4日放送:「“命をかけて”伝えたい~映画監督・佐々部清の描く愛~」

●NHK総合「おはよう日本」11月8日放送:同上 

●NHK総合「目撃!日本列島」12月10日放送:「その先に愛を描く~映画監督・佐々部清 介護を撮る~」

▲構想7年の熱い思いが感動作を作り上げた佐々部監督(左)

 2025年には4人に1人が75歳以上になるという超高齢化社会の中で、500万人にもなるともいわれる認知症患者。夫を、妻を、家族の介護が求められるのは他人事ではない時代が来ている。

 著者の陽さんは全国各地での講演会でこう言います。

「介護をしていて毎日逃げ出したかった。家族の壊れていく姿を見ながら、誰が好んで介護をやりますか? 人間ってそんなに強くないですよ。ただ悔いは残っています。何もしてやれなかったと。もっと心を配っていたらもっといい介護ができたんじゃないかと。人間、怒りには限界があっても、優しさには限界がないのですから」

 この言葉を噛みしめ、是非、本書にも映画にも出会ってみてください。

本書の内容はこちら

映画『八重子のハミング』公式サイトはこちら

 

発売から14年を経て映画化され大ヒット!!NHKでは三度も放映され、改めて多くの人の心を揺さぶる感動作──陽信孝著『八重子のハミング』にご注目を!!