近所のトラブルモンスターと、30代主婦が対決!『つめ』10月11日刊!

 

こちらには何にも悪気はないのだけれど、相手が逆恨みして嫌がらせをはじめてきたら……。さすがに、ちょっとビビります。
本書の主人公、真野朱音は町内の子ども会の仕事で、公園に絡まっている棘のある庭のイバラのつるを、子どもの安全のために切ってもらおうと思っただけなのです。
相手の南郷不二美は、50代後半の一人暮らしの女性で、愛犬はドーベルマン。お願いに行くと、けんもほろろに断られます。
その夜、寿司屋から特上にぎり8人前が届き、翌日にはケーブルテレビの契約の確認が来たのです。どちらも、注文したのは自分でない。やったのは南郷だ――。


小5の息子・裕也へのいじめも止めさせたい!

そして、息子の裕也が学校でいじめられているのを見つけて、朱音は裕也と話します。非暴力主義を掲げたマハトマ・ガンジーを尊敬する裕也は、「僕はいじめられても平気な強い人間になる」と言います。
それを聞いて朱音は、やられたらやり返すべきだということを、裕也に身をもって教えようと決心するのです――。


「いじめ克服」や「親子の絆」がテーマの、〈巻き込まれ型小説〉最新刊!

朱音と不二美。ふたりの壮絶なバトルが物語のタテ糸とすれば、裕也がどう学校でいじめに会わないようになるのかが、物語のヨコ糸です。裕也が考えたその方法も、読ませどころになっています。ドキドキさせて、ラストはじんわり。
平凡な人が突如騒動に巻き込まれていくという〈巻き込まれ型小説〉の名手、山本甲士さんの最新刊です。
秋の夜長を、上質なエンターテインメント小説でお楽しみ下さい。

本書の詳しい内容はこちら


著者の〈巻き込まれ型小説〉『とげ』が、この秋ドラマになって放映中!

そして10月8日(土)から、『とげ』(小学館文庫)を原作にドラマが始まりました。田辺誠一さん主演・オトナの土ドラ『とげ 小市民倉永晴之の逆襲』です(毎週土曜日夜11時40分より・東海テレビ フジテレビ系全国ネット・全8回)。こちらもご覧ください。


【著者プロフィール】山本甲士(やまもと・こうし)
一九六三年生まれ。著書に、平凡な人が騒動に巻き込まれる『どろ』
『かび』『とげ』『俺は駄目じゃない』、行き詰まった人に小さな奇
跡が訪れる『ひろいもの』『ひなた弁当』『あたり 魚信』『かみがか
り』、人生の“もしも”を描いた『戻る男』『巡る女』、素人がプロ
作家になるまでを描いた『そうだ小説を書こう』など、多数がある。


『つめ』

山本甲士

定価:本体1,600円+税 2016年10月11日発売

四六判並製・288ページ ISBN978-4-09-386442-8

 

 

 

 

近所のトラブルモンスターと、30代主婦が対決!『つめ』10月11日刊!