女は「変化」と生きてきた、男は「変化」に乗り遅れた。かつて“新人類”といわれた世代の明暗! 香山リカ『50オトコはなぜ劣化したのか』 

 

<「誰か新しい時代のリーダーにふさわしい人、いないかな? できれば50歳ぐらいの男性がいい。もちろん女性でもいいんだけど、まずは頼りがいのある男性ということで」

 もうおわかりのように、私にまでそんなことを聞くというのは「該当者は誰もいない」からだ。(中略)

 いったい50オトコはどこで何をしているのだろう。彼らはなぜ、社会の中心で混迷する日本の舵取りをしようとしないのだろう。>(本文より)

 

 かつて50代の男性といえば、間違いなく「おとな」だった。しかし、いま周囲を見渡すと、その世代の幼さ、頼りなさが目立つ。年齢に不似合いな動機の犯罪や、公共の場所でキレる、覚醒剤に溺れる、家族に愛想を尽かされる「50オトコ」が報じられることが多くなった。さらにこの世代で気になるのは、社会人としての自覚のなさ。知識もあり、機転も利くのだが、世の中に貢献したり、公に発言したりする気概が感じられないのだ。

 おまけに団塊世代と団塊ジュニアに挟まれ、さらに「丙午」の影響もあって、他の世代より極端に人口が少ない。このままでは発言力をなくして取り残されるばかりで、迫り来る“老後”にただ怯えるだけになる・・・・。

 

<世界も日本も、いま50オトコのあなたの本気を必要としている>

 

50オトコが生き延びるための処方箋!

小学館新書 定価:本体760円+税

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女は「変化」と生きてきた、男は「変化」に乗り遅れた。かつて“新人類”といわれた世代の明暗! 香山リカ『50オトコはなぜ劣化したのか』