『コントレール~罪と恋~』(5/13刊)は、生きる哀しさを知る世代の、熱く濃密な恋愛小説

 

かつて「セカンドバージン」で社会現象を巻き起こした大石静さんが今描くのは、大人の禁断の愛。大人の恋愛を描き話題沸騰のNHKドラマを完全小説化。

ポスター使用

夫を無差別殺人事件で失って以降、死んだように乾いた日々を送る女性が、ある日失声症の暗い影を抱えたドライバーと出会い、たちまち恋に落ちる。彼女の日々は彼を愛することで色彩を取り戻し、身も心も「生きる」実感を取り戻していく。が、とある女性が出現し、事態は思わぬ方向へと動き出す。固く固く心の奥底に蓋をしていた事実が、容赦なくのしかかってくる。事故とはいえ、愛した男性は自分の夫をあやめた男性だった。そして、死んだ夫にも誰にも言えない秘密があり・・・。

なんと言っても、このドラマの魅力は心に突き刺さる、大石静さんが書く台詞。
「・・・女として、希望を持ったのが間違いだったの・・・」
「わたしは何のために生まれてきたの?生きてることは、みんなこんなに哀しいの?」
「あたしは死んだように生きたくはない」
「イヤでも朝は来る。日は昇ってしまうの。時計を進めるしかないのよ。」
「生きていて。それだけでいいから」
「生きるってことは、時計を進めるってこと」
その、鋭く突き刺さる台詞は大石静さんが最もこだわったところでもあります。この小説には、そのすべての台詞を収録しました。
ドラマはいよいよ、クライマックスへ。
出会ってはいけなかった、でも出会ってしまい、お互いを深く愛してしまった大人の二人が出す、この恋への結論とは・・・・・?

ドラマも目が離せませんが、この小説もとても読み応えのある、濃密で美しい恋愛小説となっています。「恋愛とは、甘美であるけれど、試練でもある」と語る大石静さんの描く世界を、ご堪能下さい。

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原作者プロフィール◆大石静(おおいし・しずか)
東京生まれ。日本女子大学卒業。97年、NHK朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」で向田邦子賞と橋田賞を受賞。近年の主なドラマ作品に、「功名が辻」「セカンドバージン」「蜜の味 ~A Taste Of Honey~」「クレオパトラな女たち」「お天気お姉さん」「家族狩り」「セカンド・ラブ」など。「コントレール ~罪と恋~」は最新作。

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『コントレール~罪と恋~』(5/13刊)は、生きる哀しさを知る世代の、熱く濃密な恋愛小説