前向きに響く言葉を選ぶと「品格のある人」という印象になる事をご存知ですか?『美しい日本語の作法』(監修/小笠原敬承斎)、注目の新刊です!

 

 言葉の作法とは、言葉のTPOをわきまえた自然な発言ができるふるまいです。印象をよくするために言葉でできることが分かる本。円満なコミュニケーションのために、またビジネスに必携の1冊です。

 約700年の歴史を持つ武家の礼法―小笠原流の伝統に基づき、小笠原流礼法宗家小笠原敬承斎監修。美しいイラストがふんだんに入ったオール4色。

 

①小笠原敬承斎さんが伝えたい「言葉の作法という、相手を思うこころ」

礼法(礼儀)は、相手を大切に思う「こころ」と、そのこころを作法という「かたち」を通じて表現することによって成り立ちます。その「かたち」のひとつが言葉遣いです。

・品格のある言葉は、「こころ」を相手へ届ける

正しい言葉遣いを用いるだけでなく、その人の「こころ」が言葉に乗せられて相手へと届いたとき、人は、言葉に品格を感じます。

・言葉の引き出しを多く持つ大切さ

言葉の引き出しをひとつでも多く持っていると、時・場所・状況に応じた的確な言葉遣いで、しかも自然に会話を進めることができます。

・言葉遣いは、年齢にかかわらず、気づきと努力で十分身につけることが可能

言葉に乗せられる「人のこころ」が、「言霊(ことだま)」といわれる、言葉の不思議な力。乗せるこころに気付くことができれば、言葉の力は何歳からでも身につきます。

 

②品格を感じさせる言葉の実例

・前向きになることばを紹介

「~のせいで」

→「~のおかげで」

「夏は苦手」

→「冬は好き」

「遅いですね」

→「早くいらっしゃるといいですね」

「今、忙しいです」

→「あと1時間後でしたら、ゆとりができます」

「あなたのせいで迷惑を受けました」

→「おかげで勉強になりました」

「失敗しました」

→「学ぶことがたくさんありました」

 

・言い換え指南も豊富

「とんでもございません」→「とんでもないことです」

「なるほど」→「おっしゃるとおりです」

「教えてください」→「お知恵を拝借できますでしょうか」

「はじめまして」→「お初にお目にかかります」

 

・下記のような言葉を自然に使える「時と場合」がわかる

「ご存知でいらっしゃいますか」

「差し支えございません」

「得心いたしました」

「年功序列で失礼いたします」

「心待ちにしております」

 

③相手の怒りが冷めないとき、少しでも印象をよくするために使うべき言葉とは(本文131~132ページより)

お勧めの言葉:「弁明の余地もございません」

残念ながら相手のお怒りが冷めないとき、あくまで悪いのは自分と受け止めます。「猛省いたしております」「陳謝申しあげます」「ごもっともでございます」など、こころから丁寧にお詫びの気持ちをお伝えします。言い訳をしてはいけません。「チェックし忘れていました」「うっかりミスです」などと聞くことがありますが、これでは幼すぎて信頼を失いかねません。同じようなことばでも印象が大きく変わることがあります。以下に、丁寧に言い換えができることばを記します。

「チェックし忘れました」

→「確認を怠りました」

「ミスしました」

→「私の不手際(不注意)でございました」

「うっかりしていました」

→「失念しておりました」

「仕方ありませんでした」

→「やむなく~に至った次第でございます」

「思い違いをしていました」

→「心得違いをいたしておりました」

 声の調子や表情にも気をつけたいものです。語尾を強めて「申し訳ありませんでした!」などと言ったり、お詫びのことばを告げたあと、すぐに次の動作に入ったりするなどしては、こころがこもっていないと、相手からとられても仕方がありません。ことばだけでなく、表情、声のトーン、こころのすべてを総合して、ことば遣いの印象が決まると心得ましょう。特にお詫びの場面では必要な心がけです。

④もくじ紹介:家庭でも、ビジネスでも使える6章立て
mokuji
1章 品格を感じるひと言 

大人にふさわしいことば/受け答え、相づち/理解を示すことば/気遣いのことば/敬語の正しい使い方/褒める/使ってはいけないことば/

【時を表すことば】小笠原流【服装の作法】

1

2章 あいさつのことば

初めて会う方に/丁寧なことば/おもてなしのことば/お招きを受けたとき/久しぶりに会う方に/お別れのことば/引っ越し先で/季節のあいさつ/

【季節のことば】小笠原流【お辞儀の作法】

2

3章 感謝の気持ちを伝える

助けていただいたとき/改まった場面で/褒められたとき/贈り物のやりとり/お店や旅館などで/

【様子を表すことば】小笠原流【手紙の作法】

3

4章 心配りのことば

申し出るとき/お誘いのことば/お誘いを受ける/会食の場で/訪問先で/お見舞い/ことばにしない/親切の押し売りを控える/人柄や様子を表すことば/

【程度を表すことば】小笠原流【電話の作法】

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5章 強い気持ちを伝える

意見を述べる/反対の意見を述べる/お願い/叱る、注意をする/お断り、拒否/親しい間柄だからこそのことば選び/

【印象に残ることば】小笠原流【メールの作法】

5

6章 誠意のある受け答え

指摘を受けたとき/誤解を与えたとき/原因を探りたいとき/非を認めるとき/和解を提案するとき/依頼されたとき/お願いを断られたとき/自分に決定権がないとき/前向きになることば/

【歳時記のことば】小笠原流【お悔やみの作法】

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本文ページ例

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監修者プロフィール:小笠原敬承斎(おがさわら・けいしょうさい)

小笠原流礼法宗家。先代宗家・故小笠原忠統(小笠原惣領家第三十二世)の実姉・小笠原日英尼公の真孫。東京都生まれ。聖心女子学院卒業後、イギリスに留学。帰国後副宗家を経て、1996年女性として初めて宗家に就任。本年は就任20周年にあたる。約700年の歴史を持つ武家の礼法・小笠原流の伝書に基づいた確かな知識を、現在の作法、マナーに活かすべく普及に努める。幅広い世代の多くの門弟を持ち、各地の学校、企業等で講演、研修活動、書籍・雑誌などの執筆でも活躍。著書多数。

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