何かとせわしない年末年始、子どもを犯罪者から守るために必読の防犯術を詳しく解説した『子どもは「この場所」で襲われる』大反響発売中!

 

 「暗い夜道は危ない……こんな教え方では、子どもを守れない!」――本書の帯にも書きましたが、この言葉に、「え、なんで? 暗い道は危ないに決まってるじゃない」と思われた方も多いと思います。しかし、こう教えられた子どもは、「明るい道なら安全」と思い込み、油断してしまいます。そして、子どもを狙う犯罪者は、自分好みのターゲットを見つけるために明るい場所を好むのです。実際、子どもを狙った犯罪の多くは明るい時間に起きています。気を付けなくてはいけないのは、明るい・暗いではなく、「場所」なのです。

 本書は、日本人で初めてケンブリッジ大学大学院で犯罪学を学び、各地の小学校で生徒たちが作成している「地域安全マップ」の考案者でもある著者が、危ない場所を見分けて子どもを犯罪から守る最新の防犯理論を詳しく解説します。

 その「危ない場所」を知るキーワードは「入りやすい」「見えにくい」です。犯罪者は出入りしやすく、周囲の大人から見えにくい場所を選んで犯行に及ぶのです。

 下の2点のイラストは、公園を例にわかりやすくイメージ化したものです。左の公園は、一見、緑もたくさんあってトイレもあり、子どもを遊ばせるにはいいと思う方もいるかもしれません。でも、これこそが「入りやすい」「見えにくい」という、犯罪者が好む要素をもった場所です。三方に木が生い茂っていて外から「見えにくく」、入り口部分にはフェンスも何もないので「入りやすい=出やすい」公園です。また、公共施設のトイレは、構造によっては子どもが襲われやすい危険な場所になってしまいます。

 右のイラストの公園は、周囲が外から「見えやすい」フェンスで囲われ、入り口も一つで「入りにくい」構造です。さらに、周囲の民家からも「見えやすく」なっていて安全です。犯罪者はこういう場所を嫌がるのです。

park

 通学路、ショッピングセンターなどでも、子どもが一人で近づいてはいけない場所がほかにもたくさんあります。本書をお読みいただければ、そのような場所がすぐにわかり、子どもを犯罪から遠ざけることができます。

 親・祖父母、教師の方々必読の一冊です。

本書の内容はこちら
著者プロフィル:小宮信夫(こみや・のぶお)

1956年東京生まれ。立正大学文学部社会学科教授。ケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科修了。国連アジア極東犯罪防止研修所、法務省法務総合研究所などを経て現職。「地域安全マップ」の考案者でもある。現在、警察庁「持続可能な安全・安心まちづくりの推進方策に係る調査研究会」座長、東京都「地域安全マップ指導者講習会」総合アドバイザーなどのほか、全国の自治体や教育委員会などに「危ない場所」を見分けて子どもを犯罪から遠ざける防犯アドバイスを行っている。

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