アベノミクス相場的中の「経済の千里眼」が来年の株式相場を超強気に予測!『2016年にやってくる「株高7年波動」に乗れ!』

 

 ちょうど1年前、「経済の千里眼」菅下清廣氏は2015年の株式相場をこう予測した。
「アベノミクスの前進で上昇し、国際信用不安で下落する」
 この1年間の相場は、ちょうど前半はアベノミクス相場が加速して2万円超えを果たし、後半はギリシャ問題に端を発する欧州信用不安、さらに追い討ちをかける中国・上海市場の暴落で厳しい下落を経験した。菅下説は的中した。
 菅下氏の予測は独自の「波動理論」に基づいている。もちろん、ウォールストリートで活躍した同氏は、プロのトレーダーの動きや国際情勢にも通じているが、それ以上に大事なのが「相場の波動」だと説く。むしろ、金融理論に固執するエコノミストやアナリストを「机上の空論にしがみつく曲学阿世の徒」と批判する。
 本書は人気シリーズの第3弾に当たる。第1弾の『相場の波動はシンプルに読め!』(2012年3月)では、「これから長期の円安トレンドが始まる」「商品相場はそろそろ天井を打つ」と“予言”し、実際に発売後に円と商品相場は急激な下落を見せて読者を驚かせた。第2弾『大富豪だけが知っている「金の坐」の法則』(2012年12月)では、「2013年に、ついにデフレが終わって、インフレ・株高の時代が始まる」と“予言”し、まさにその通りになって「千里眼」の力を見せつけたのである。

 本書のきっかけは、2015年夏に担当者との食事中、菅下氏が発した言葉だった。
「来年は2009年の大底から『7年』なんですよね。しかもバブル後の『半値戻し』が見えてきたんで、これは大相場になるかもしれませんよ」
 詳細は本書に譲るが、菅下氏が特に注目する「時間の波動」には「3年」「7年」「20年」の3つがある。そのうち、かつてバブル相場(1982~1989年)を演出した「7年波動」は株価急騰を呼ぶことが多い(バブル相場では、日経平均株価が7年で約6倍になった)。リーマン・ショック後の底値は2008年10月と2009年3月に「ダブルボトム」をつけており、約7000円だった。これはバブル崩壊後の最安値でもある。そこから7年で株価が天井を打つならば、2016年の年央が最高値になるのではないか、というのである。
 しかも、「史上最高値の半値戻し」という意外な言葉に担当者は引きつけられた。これも詳細は本書で読んでいただきたいが、史上最高値をつけたバブル相場の天井は約3万9000円、底値は上述の約7000円である。「半値戻しは全値戻し」とは相場の格言で、値下がりした株価が「半分戻したら、たいてい元の株価まで戻る」という意味。バブル崩壊からの値下がり幅は3万2000円だから(3万9000円→7000円)、半値戻しは大底の7000円から1万6000円上がった「2万3000円」になる。2015年11月現在の日経平均は2万円手前だから、来年早々にも「バブル崩壊後の半値戻し」が達成される可能性が出てきたというわけである。とすると、「全値戻し」は3万9000円ということになるが……。
 そこから本書の執筆と、そのための取材が始まった。

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 もちろん本書では、相場を読むうえで無視できない「4つの国際信用不安」や、「下落相場で買い場を見つける3つのポイント」「1億総活躍時代の7つのキーワード」など、投資に役立つ具体的情報分析とテクニックも詳しく解説している。菅下氏は、2016年の「7年波動」の根拠として、世界の投資マネーがアメリカ市場と日本市場にシフトしている実態と原因を明らかにする。

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 本書のもうひとつの見どころは、菅下氏が数々の著書になかで「過去最多」と話す「77のスガシタ銘柄」を挙げている点だ。7セクターで合計77銘柄、名付けて「トリプルセブン銘柄」という縁起の良さ!
 同氏のセミナーや会員制サイトには、ベンチャー企業経営者や富裕層の個人投資家、さらに芸能人などVIPが集まるが、なんといっても彼らの目的は「スガシタ銘柄」を教わること。本書のなかで菅下氏は、「インフレ時代は庶民にとっては生活コストが上がるから苦しい。何もしなければよかったデフレ時代とは違い、投資は生活防衛の必須スキルになる」と説いているが、それを実践してもらうために、77銘柄を7つのセクターに分け、「初級向け」「中級向け」「上級向け」の投資戦略まで指南している。プロにも注目される著者が、これから株投資を始める初心者にもすぐに使えるスキルと情報を提供している。
 77銘柄には、なるほどと納得する大手企業から、よほどのベテラン投資家でも聞いたことのないような小型株、無名企業も含まれている。菅下流の極意である「大バーゲンセールを買え」の意味がよくわかる。すべてチャート付きで掲載する。

 投資経験がなくても、あるいは難しい金融用語や「常識」を知らなくても読める「プロの相場観」は、最初から最後まで目からウロコが落ちる力作である。

本書の内容はこちら

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著者プロフィール:菅下清廣(すがした・きよひろ)

 国際金融コンサルタント、経済評論家、スガシタパートナーズ社長、立命館アジア太平洋大学学長特別顧問。大和証券国際部を経てメリルリンチ、キダー・ピーボディなど外資系金融機関に勤務し、1989年にフランス系投資銀行の日本法人ラザード・ジャパン・アセット・マネージメント代表取締役社長に就任。現在は内外の金融機関、新興企業、ベンチャー企業のコンサルタントや金融顧問を務める。ウォール街での経験を活かした相場先読みの実績から「経済の千里眼」の異名をとり、政財界はじめ各界に幅広く支持されている。

 主な著書に『歴史から学ぶお金の「未来予測」』(かんき出版)『相場の波動はシンプルに読め!』『大富豪だけが知っている「金の坐」の法則』(ともに小学館)、『2020年までにお金持ちになる「逆転株」の見つけ方』(青春出版社)、『資産はこの「黄金株」で殖やしなさい』(実務教育出版)など。

 

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