45万部の大ベストセラー詩集『求めない』が、10/6ついに文庫化!

 

『求めない』は2007年7月に刊行されました。

 その前年2006年は、堀江貴文、村上世彰らヒルズ族が逮捕。第一次安倍政権が発足。「美しい国、日本」を掲げ、憲法改正、教育改革に意欲。07年は、米サブプライムローン焦げ付きに端を発した株価暴落で金融混乱、憲法改正手続きを定めた国民投票法成立も「消えた年金」問題などで安倍首相突然の辞任。

 このような状況のなか、すべてが「求めない すると……」で始まる詩集が出版されると瞬く間に45万部の大ベストセラーになり、NHK『おはよう日本』『心の時代』TBS『王様のブランチ』で特集が組まれるなど「求めない」旋風が吹き荒れました。

 なぜ、これほどまでに「求めない」という言葉が世の中に必要とされたのでしょうか?

 信州伊那谷の大自然に囲まれて暮らす著者加島祥造氏は、「人間はどうしても求める存在だ」ということを前提に、普段の暮らしのなかで、「求めることをちょっとだけやめてみたら、生きることが楽になり、思いがけない可能性が開けるよ」と語りかけたのです。

「他人と比べたり、他人に期待したり、自分らしく生きていないことに気づいた」「心の栄養になりました。何度も読み返しています」「心のトゲトゲを取り除いてくれました」「経済至上主義のなか、自分たちはつい求めすぎていたことに気づかせてくれました」など読者からは1000枚を超える読者ハガキが届きました。

 物欲、金銭欲だけではなく、人間関係、家族関係、恋愛などにおいても、無意識に求めすぎていた自分に、この本をきっかけに多くの方が気づいたのです。

 そして2015年、奇しくも2007年と同じ安倍政権下、アベノミクス、安保法案、原発再稼働とまた社会は同じような空気になってきているのではないでしょうか。東日本大震災から4年半以上経った今、あの福島第一原発事故後の節電はいったい何だったのでしょうか。格差社会はなぜ加速しているのでしょうか。

 ここでもう一度、求めすぎることは自らを苦しめることになるということを、自分に言い聞かせることで、地に足がついた、「足るを知る」自分を取り戻せるのではないでしょうか。『求めない』の出番がまたやってきたのです。

 解説の医師・帯津良一さんはこう書いています。

「加島祥造さんは『求めない』という行間のきらめく本によって、人間の尊厳というものを追求しているのではないだろうか」

 10月6日に待望の文庫化になりました。もう一度、名著を読んでみませんか?

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45万部の大ベストセラー詩集『求めない』が、10/6ついに文庫化!