なぜ?社会学の本を読んで、号泣する人続出のワケ

 

Twitter上では、毎日のように、こんな母親からの悲鳴のようなつぶやきが踊っている。
7月1日に『保育園義務教育化』が出版されて以来、編集部には異例の数の読者ハガキが届いている。
「今まで何冊も本を出していますが、愛読者ハガキは3~5枚届けばいい方。こんなに沢山貰ったのは初めて」と古市憲寿さん。
「手に取ってくださった方へお礼をしたくて、ハガキの文面を手書きで書いたのも目を引いた理由かもしれないけど、実感としては、やっぱり苦しんでたんだなーと」
“好きで、よく人に聞いてしまう質問がある。「親が人間だって何歳の時に気づきましたか?」というものだ。”という書き出しで始まる本書は、子育てをする環境がこの数十年で過酷なほど変化した社会状況を指摘し、それを改善する方法として「保育園を義務教育化する」という方法を提案している。
絶賛するのは“お母さん”だけではない。
本書を読んだ田原総一朗氏は『保育園義務教育化が実現すれば日本が変わる。この本が日本を変える。政治家や経済人たちに読ませたい。』と絶賛。
乙武洋匡氏は『子供を救え。お母さんを救え。それが日本を救う道。』とコメントを寄せた。
「“子供もいない独身の古市がなぜこんな本を書いたのか?”とよく聞かれますが、そもそも子育て本を書いたつもりはないんです。年金破綻や経済の縮小など、この国で起こってる諸問題は、全て急激な少子高齢化が原因となっている。その問題を対処するには…と、社会環境を俯瞰して見た時、どう考えても、子育てしやすい環境ではない、子供が減って当然の状況が放置されていることが解りました。子供が減っている理由を、若者の草食化や、母親の母性の低下のせいにされがちでしたが、社会学的にそれが誤解であることを丁寧に説明し、国がすべきことを書いた本なんです。国がすべきことを、当事者でない社会学者が考えてみたら、“お母さんに優しくする政策を打つべき”という結論になった。」
発売2か月で既に3刷。ネット書店では販売している時期より、売り切れている時期の方が多いと言われる程の状況だ。
「これまでの本は出して終わりでした。でも、この本は売れるとか売れないは小さなことだと思っています。子供を持ちたいというアンケートには、実に9割近くの人がYESと答えているんです。子供を望む人が皆、子供を持つことができるような社会に変えることが、この本のゴール。そのためには、もっと売れて、政治家の人達が無視できない状況にしないと(笑)」


『保育園義務教育化』の内容はこちら

6月25日付けS-PRESSの記事はこちら

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