【軌跡】十八代目・勘三郎との交流40年!浅草の老舗扇子店店主・荒井修著『浅草の勘三郎』(4/1刊)で平成中村座を、歌舞伎界を視る、識る!

 

  2012年12月5日に57歳という若さで亡くなった十八代目中村勘三郎。12月27日に行われた本葬の朝、遺骨は勘九郎・七之助兄弟に抱かれ、浅草「平成中村座」テントのあった隅田公園にて盛大な仲見世神輿に見送られたのは記憶に新しいところです。

  その指揮をとったのが著者・荒井修氏です。本書はこの最期の別れの日をプロローグに、40年前の二人の出会いに遡り、勘三郎の夢の実現と突然の別れまでを綴っています。荒井氏は、老舗扇子店「荒井文扇堂」四代目当主にして歌舞伎役者や落語家に多くの贔屓をもつ扇子職人です。

  中村屋を担う勘九郎・七之助兄弟はもちろん、坂東玉三郎、故・市川團十郎、故・坂東三津五郎など歌舞伎界を代表する名優まで、歌舞伎好きにはたまらない秘話を掲載。

 さらに芸能界の裏話、浅草や銀座での粋な遊び方などなど。カラーページには勘三郎の生前最後となった「平成中村座」での舞台写真から贔屓の居酒屋での秘蔵写真まで満載です。

  さて、来る2015年4月1日から5月3日まで「平成中村座」が十八代目中村勘三郎の逝去から3年ぶりに浅草で開幕します! すでにチケットは全公演完売!「平成中村座発祥の地」記念碑が3月29日に建立され、勘三郎の顔をした鼠小僧の像も浅草公会堂前に出没する等、まさに浅草が芝居一色に染まる春! 

  亡き勘三郎が江戸の芝居小屋を復活する夢を実現するまで、支え守り続けた浅草っ子の人情を綴った珠玉の本書。平成中村座会場には、著者が描いた表紙の「勘三郎の眼」が18箇所に配置された“隠れ勘三郎”も登場、乞うご期待です!

[著者プロフィール]荒井 修(アライ・オサム):1948年浅草生まれ、日本大学芸術学部卒。浅草の仲見世と雷門前に店舗を構える老舗扇子屋「荒井文扇堂」四代目主人。絵柄付けから仕立てまでこなす扇子職人として、舞踊界、歌舞伎界、落語界に大勢の名だたるご贔屓をもつ。浅草のれん会会長、浅草観光連盟副会長。桑沢デザイン研究所講師(今年3月で引退)。芸能界、アート界に広く知られる浅草のご意見番。テレビ・ラジオ・雑誌・新聞にも登場、寄稿多数。

2011-11-27 nakamura kankuro 2011 008 

故・勘三郎さんと著者(右)

 

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