【論争】世界6か国の「不妊治療」取材敢行。宮下洋一著『卵子探しています』(3/19刊)は、日本の治療論争に一石を投じています。

 

 2014年度の第21回「小学館ノンフィクション大賞」優秀賞に輝いたこの作品は、ヨーロッパ在住のジャーナリストでもある著者が、バルセロナで《卵子提供のフリーダイヤル》という日本語のポスターを目にし、「なぜ、誰のために?」という疑問が生じたところから、取材が始まりました。

 日本では進歩する医療技術に法律が追いつかず、卵子提供や代理出産など第三者の関わる生殖医療について、やっと議論が始まったばかりで、法的に整備されていない現状があります。

 そのために海外に出向き、生殖医療を受ける選択をする夫婦が増えているのです。   

 2012年には、体外受精で生まれた子どもの割合が27人に1人となっている現実があります。

 本書は、各国の専門医や患者の証言をきめ細やかな取材を基に、6組に1組が不妊に悩む日本の実状を多角的に論じた、渾身の力作です。

 著者は頻繁に帰国される方ですし、メール等々での取材も可能です。

 是非、ご検討ください!!

 

【著者プロフィール】宮下洋一(みやした・よういち):1976年、長野県生まれ。18歳で単身アメリカに渡り、ウエスト・バージニア州立大学外国語学部を卒業。その後、スペイン・バルセロナ大学大学院で国際論修士、同大学院コロンビア・ジャーナリズム・スクールで、ジャーナリズム修士。フランス語、スペイン語、英語、ポルトガル語、カタラン語を話す。スペインの全国紙「エル・ペリオディコ」で記者経験後、フリージャーナリストとして世界各地を取材。月刊誌『世界』(岩波書店)、スポーツ・グラフィック誌『Number』(文藝春秋)他多数で活躍。共同通信の外信・運動部(スペイン)特約記者。著書に『外人部隊の日本兵』(並木書房)。

 

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【論争】世界6か国の「不妊治療」取材敢行。宮下洋一著『卵子探しています』(3/19刊)は、日本の治療論争に一石を投じています。