メディアで話題、反響轟々。で、発売即重版!! 舛添要一著『都知事失格』(5/31刊)で、流布された「虚と実」を検証する!

 

 発売即大反響、そして大炎上している本書。昨年の「舛添バッシング」騒動を当事者の視点から綴った“敗者のドキュメント”をテレビ番組、とくにワイドショーは、連日、面白がって取り上げています。

 しかし、皮肉なのは、この本に登場する「敵」(たとえば前任都知事や都議、カジノ推進派…)のうち、もっとも舛添氏が筆を割いていたのが、テレビ局に対してだということでしょうか。

 たとえば、こう綴っています。

<とくにテレビ局A社は子どもが登校する早朝、アポもなく自宅前に来て、妻の制止も聞かずに2人の子どもにカメラを向けた。多くの報道機関が取材に来たが、子どもたちにカメラを回すという人権上許しがたい行為を行ったのは、A社のみである>

 視聴率主義に陥ったワイドショー。そのゴシップネタを喜ぶ視聴者。様々な思惑を抱きつつ、その「人民裁判」を自らに都合のよい方向に誘導する政治家。

 舛添氏は、こうした自身を取り巻く政治状況を「パンとサーカス」と呼び、

<かつて”一世を風靡した”舛添要一が、落ちぶれてライオンに食われかけている。こんなに面白い見世物はない>

と分析しています。

 もちろん、自らの「敵」ばかり綴っているわけではありません。舛添氏は、世間が「悪者」として視線を向ける元首相・森喜朗氏のことを、「森オヤジ」と親しみを込めて呼んでいます。舛添都政では、五輪施設費を大幅に削減した功績があるのですが(当初予算4585億円を2241億円に削減)、それは森オヤジの「汗かき」があったからのものだ、と。

 また、都議会のドンと呼ばれた内田茂氏のことも、「気配りの人」と呼び、元防衛相の石破茂氏や官房長官・菅義偉氏、財務相・麻生太郎氏らとの意外な交友も明かされるなど、舛添氏をとりまく人間関係も、本書の一つの読みどころです。

 7月の都議選を控え、小池都政に審判が下る日も近いなか、世間一般に流布される「虚と実」を検証する上でも有益な一冊です。

 本書の内容はこちら

 

メディアで話題、反響轟々。で、発売即重版!! 舛添要一著『都知事失格』(5/31刊)で、流布された「虚と実」を検証する!